ブチル スコポラミン 臭化物。 ブチルスコポラミン臭化物‐胃腸に作用する薬の胃腸鎮痛鎮痙薬‐登録販売者「医薬品」

KEGG DRUG: ブチルスコポラミン臭化物

ブチル スコポラミン 臭化物

ブチルスコポラミン臭化物注20mg「NP」に関連する病気 関連する可能性がある病気です。 尿路結石症 胆石症(胆のう結石) 食道炎、食道潰瘍 胃潰瘍、十二指腸潰瘍 急性胃粘膜病変 AGML 慢性胃炎 ブチルスコポラミン臭化物注20mg「NP」の主な効果と作用• お腹のけいれんや痛みをやわらげるお薬です。 消化管の筋肉のけいれんをおさえたり、胃酸の分泌をおさえる働きがあります。 子宮の筋肉のけいれんをおさえる働きがあります。 などの痛みやけいれんをおさえるお薬です。 消化管、尿路の筋肉のけいれんや過度の緊張をおさえ、痛みをおさえる働きがあります。 尿管や膀胱にできた結石による激しい痛みをおさえるお薬です。 ブチルスコポラミン臭化物注20mg「NP」の用途• 胃炎の運動機能亢進• 胃炎の痙攣• の運動機能亢進• の痙攣• 機能性下痢の運動機能亢進• 機能性下痢の痙攣• 痙攣性の運動機能亢進• 痙攣性の痙攣• の運動機能亢進• の痙攣• 子宮下部痙攣の運動機能亢進• 子宮下部痙攣の痙攣• の運動機能亢進• の痙攣• 食道痙攣の運動機能亢進• 食道痙攣の痙攣• 胆管炎の運動機能亢進• 胆管炎の痙攣• の運動機能亢進• の痙攣• の運動機能亢進• の痙攣• 胆嚢切除後の後遺症の運動機能亢進• 胆嚢切除後の後遺症の痙攣• 腸炎の運動機能亢進• 腸炎の痙攣• 腸疝痛の運動機能亢進• 腸疝痛の痙攣• の運動機能亢進• の痙攣• 胆道ジスキネジーの運動機能亢進• 胆道ジスキネジーの痙攣• の運動機能亢進• の痙攣• 幽門痙攣の運動機能亢進• 幽門痙攣の痙攣• 胃切除後の後遺症の運動機能亢進• 胃切除後の後遺症の痙攣• 消化管 X線検査の前処置• 消化管 内視鏡検査の前処置• 尿道痙攣の運動機能亢進• 尿道痙攣の痙攣• 膀胱痙攣の運動機能亢進• 人により副作用の発生傾向は異なります。 記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。 主な副作用 眼調節障害、散瞳、閉塞隅角緑内障、口渇、排尿障害、頭痛、頭重感、眠気、眩暈、心悸亢進、過敏症 起こる可能性のある重大な副作用 ショック、アナフィラキシー様症状、悪心、嘔吐、悪寒、皮膚蒼白、血圧低下、呼吸困難、気管支攣縮、浮腫、血管浮腫 上記以外の副作用 発疹、蕁麻疹、紅斑、そう痒症、顔面紅潮 ブチルスコポラミン臭化物注20mg「NP」の用法・用量• ブチルスコポラミン臭化物として、1回10~20mgを静脈内又は皮下、筋肉内注射する• なお、年齢、症状により適宜増減する ブチルスコポラミン臭化物注20mg「NP」の使用上の注意 病気や症状に応じた注意喚起• 以下の病気・症状がみられる方は、• 過敏症• 重篤な心疾患• 前立腺肥大による排尿障害• 閉塞隅角緑内障• 出血性大腸炎• 麻痺性イレウス• 重篤な細菌性下痢• 細菌性下痢• 開放隅角緑内障• 潰瘍性大腸炎• 甲状腺機能亢進症• 前立腺肥大• 不整脈• うっ血性心不全 患者の属性に応じた注意喚起• 以下にあてはまる方は、• 妊婦・産婦• 幼児・小児• 高齢者 年齢や性別に応じた注意喚起• 以下にあてはまる方は、できれば服用・利用しないことが望まれます。 乳幼小児 0歳〜14歳• 以下にあてはまる方は、服用・利用の際に慎重な判断が必要です。 高齢者 65歳〜 ブチルスコポラミン臭化物注20mg「NP」の注意が必要な飲み合わせ.

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スコポラミン

ブチル スコポラミン 臭化物

効能・効果• 胃炎の運動機能亢進• 胃炎の痙攣• 胃潰瘍の運動機能亢進• 胃潰瘍の痙攣• 機能性下痢の運動機能亢進• 機能性下痢の痙攣• 痙攣性便秘の運動機能亢進• 痙攣性便秘の痙攣• 月経困難症の運動機能亢進• 月経困難症の痙攣• 十二指腸潰瘍の運動機能亢進• 十二指腸潰瘍の痙攣• 食道痙攣の運動機能亢進• 食道痙攣の痙攣• 胆管炎の運動機能亢進• 胆管炎の痙攣• 胆石症の運動機能亢進• 胆石症の痙攣• 胆嚢炎の運動機能亢進• 胆嚢炎の痙攣• 胆嚢切除後の後遺症の運動機能亢進• 胆嚢切除後の後遺症の痙攣• 腸炎の運動機能亢進• 腸炎の痙攣• 腸疝痛の運動機能亢進• 腸疝痛の痙攣• 尿路結石症の運動機能亢進• 尿路結石症の痙攣• 胆道ジスキネジーの運動機能亢進• 胆道ジスキネジーの痙攣• 膀胱炎の運動機能亢進• 膀胱炎の痙攣• 幽門痙攣の運動機能亢進• 幽門痙攣の痙攣 副作用 (添付文書全文) 本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。 1.重大な副作用(頻度不明) ショック、アナフィラキシー:ショック、アナフィラキシー(悪心・嘔吐、悪寒、皮膚蒼白、血圧低下、呼吸困難、気管支攣縮、浮腫、血管浮腫等)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。 2.その他の副作用:次のような副作用が現れた場合には、症状に応じて適切な処置を行う。 1).眼:(頻度不明)眼調節障害、散瞳、閉塞隅角緑内障。 2).消化器:(頻度不明)口渇、腹部膨満感、鼓腸、便秘。 3).泌尿器:(頻度不明)排尿障害。 4).精神神経系:(頻度不明)頭痛、頭重感。 5).循環器:(頻度不明)心悸亢進。 6).過敏症:(頻度不明)発疹、蕁麻疹、紅斑、そう痒症[このような症状が現れた場合には、投与を中止する]。 使用上の注意 (添付文書全文) (禁忌) 1.出血性大腸炎の患者[腸管出血性大腸菌(O157等)や赤痢菌等の重篤な細菌性下痢患者では、症状の悪化、治療期間の延長を来す恐れがある]。 2.閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある]。 3.前立腺肥大による排尿障害のある患者[更に尿を出にくくすることがある]。 4.重篤な心疾患のある患者[心拍数を増加させ、症状を悪化させる恐れがある]。 5.麻痺性イレウスの患者[消化管運動を抑制し、症状を悪化させる恐れがある]。 6.本剤に対し過敏症の既往歴のある患者。 (原則禁忌) 細菌性下痢患者[治療期間の延長を来す恐れがある]。 (慎重投与) 1.前立腺肥大のある患者[尿を出にくくすることがある]。 2.うっ血性心不全のある患者[心拍数を増加させ、症状を悪化させる恐れがある]。 3.不整脈のある患者[心拍数を増加させ、症状を悪化させる恐れがある]。 4.潰瘍性大腸炎の患者[中毒性巨大結腸を起こす恐れがある]。 5.甲状腺機能亢進症の患者[心拍数を増加させ、症状を悪化させる恐れがある]。 6.高温環境にある患者[汗腺分泌を抑制し、体温調節を障害する恐れがある]。 7.開放隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある]。 (重要な基本的注意) 眼の調節障害等を起こすことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないように注意する。 (相互作用) 併用注意: 1.抗コリン作用を有する薬剤(三環系抗うつ剤、フェノチアジン系薬剤、モノアミン酸化酵素阻害剤、抗ヒスタミン剤等)[抗コリン作用<口渇・便秘・眼の調節障害等>が増強することがある(併用により本剤の作用が増強されることがある)]。 2.ドパミン拮抗剤(メトクロプラミド等)[相互に消化管における作用を減弱する恐れがある(本剤は消化管運動を抑制するため、ドパミン拮抗剤の消化管運動亢進作用と拮抗する)]。 (高齢者への投与) 一般に高齢者では前立腺肥大を伴っている場合が多いので慎重に投与する。 (妊婦・産婦・授乳婦等への投与) 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。 (過量投与) 1.症状:過量投与した場合、口渇、眼調節障害、譫妄、心悸亢進、血圧上昇等を引き起こす可能性がある。 2.処置:過量投与時、心血管系症状が発現した場合は標準的な処置、過量投与による呼吸麻痺の場合は挿管や人工呼吸、過量投与による尿閉の場合は導尿を必要に応じて考慮する。 過量投与による緑内障の場合は、眼科医などの適切な治療を受ける。 また、必要に応じ、過量投与時、副交感神経興奮薬の投与及び適切な支持療法を行う。 (適用上の注意) 薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。 (保管上の注意) 気密容器。 処方薬事典は医療・医薬関係者向けのコンテンツです。

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ブチルスコポラミン臭化物(ブスコパン)

ブチル スコポラミン 臭化物

ブスコパン(ブチルスコポラミン)の作用機序:鎮痙薬 筋肉の中でも、内臓の筋肉が痙攣を起こすことがあります。 痙攣によって筋肉が激しく動き、痛みを引き起こすのです。 例えば、胃や腸の筋肉が痙攣すると、お腹の当たりに激痛が起こります。 そこで、これらの痙攣症状を緩和するために使用される薬として ブスコパン(一般名:ブチルスコポラミン)があります。 ブチルスコポラミンは 抗コリン薬と呼ばれる種類の薬になります。 ブスコパン(一般名:ブチルスコポラミン)の作用機序 食事や睡眠など、私たちが体を休めているときは「副交感神経」と呼ばれる神経系が活発になっています。 この神経の作用は単純であり、体を休めているときを想像すれば理解できます。 食事中では、食べ物を消化するために胃や腸の運動は活発になります。 大量の唾液が分泌され、心臓の動きはゆっくりになります。 トレイに行く余裕もあり、排尿は促進されます。 そして、消化管(胃や腸など)の運動は活発になります。 これらはすべて副交感神経の働きによって起こります。 つまり、「副交感神経の活性化=体を休めているときに起こる反応」と考えてください。 消化管の運動が活発になることから分かる通り、体を休めているときは内臓の筋肉が動きます。 筋肉が適切に動いてくれればいいですが、筋肉が激しく動くと痙攣を起こして激痛を生じます。 この状態を治療するためには、 内臓の筋肉が活発に動くのを止めれば良いことが分かります。 より正確に言えば、副交感神経の働きを抑えます。 副交感神経で重要となる物質として、 アセチルコリンという物質があります。 内臓の筋肉はアセチルコリンが作用することで活性化されます。 そこで、アセチルコリンの働きを阻害する薬を投与すれば、内臓筋肉の動きを止めて痙攣を抑制できます。 このような考えにより、内臓の筋肉を動かす「アセチルコリン」という物質の働きを阻害することにより、筋肉の痙攣を抑える薬がブスコパン(一般名:ブチルスコポラミン)です。 なお、アセチルコリンの働きを阻害する薬を総称して抗コリン薬といいます。 ブチルスコポラミン(商品名:ブスコパン)の特徴 消化管が痙攣することによる疼痛(痛み)に対してブスコパン(一般名:ブチルスコポラミン)が使用されます。 痙攣を抑えて腹痛を緩和するのです。 また、尿路に石ができる尿路結石でも同様に激しい痛みを伴います。 このとき、尿路の筋肉を弛緩・拡張させれば、痛みを和らげることができます。 ブスコパンは内臓に関わるさまざまな筋肉(胃腸管、胆道、泌尿器など)を弛緩させるため、尿路結石による痛みにも有効です。 女性生殖器の痙攣を抑えることにより、月経困難症に用いられることもあります。 消化管のX線検査や内視鏡検査の前処置としても使用されます。 元々、ブスコパン(一般名:ブチルスコポラミン)はスコポラミンという植物に含まれている有効成分が起源となっています。 ただ、スコポラミンは副作用が強いため、この物質の構造を少し変えて副作用を大幅に軽減した薬としてブスコパン(一般名:ブチルスコポラミン)が開発されました。 このような特徴により、さまざまな内臓の筋肉を弛緩させ、これによって痙攣による痛みを取り除く薬がブスコパンです。 ブスコパン上の効能・効果 ・ブスコパン錠10mg ブスコパン(一般名:ブチルスコポラミン)は以下の病気による 痙攣(けいれん)や運動機能亢進(筋肉が縮こまったり動いたりすること)に用います。 その病気とは、胃・十二指腸の潰瘍、食道の痙攣、幽門(十二指腸と繋がる胃の部分)の痙攣、胃炎、腸炎、腸疝痛(ちょうせんつう:腸の刺すような鋭い痛み)、痙攣性の便秘、機能性下痢(生活習慣やストレスなどが原因となって起こる下痢)などです。 また、胆のう・胆管炎、胆石症、胆道ジスキネジー(胆のうや胆管に腫瘍・結石・炎症などがないにも関わらず胆石症と似たような症状を起こすもの)、胆のう切除後の後遺症、尿路結石症、膀胱炎、月経困難症(生理痛)にも用いられます。 さらに、ブスコパンは、めまい時の悪心・嘔吐症状の改善に用いられることがあります。 ブスコパンには直接「脳からの吐き気を出す指令」を抑える作用はありません。 しかし、バランス感覚や聴覚を司る器官の異常で起きるめまいは、アセチルコリンを介して起こると考えられています。 したがってこのような場合、アセチルコリンを阻害するブスコパンを使用することがあります。 ・ブスコパン注20mg また、ブスコパンには錠剤だけでなく注射があります。 ブスコパン注20mgは錠剤と同じ病気の人に使えます。 さらに、器具挿入による尿道・膀胱痙攣、子宮口をやわらかくするため分娩時の子宮下部痙攣にも使用できます。 それに加えて、消化管のX線や内視鏡検査の前処置にも用いられることがあります。 これは、検査をしている時に胃や十二指腸潰瘍が動いていると観察が不十分になってしまうことがあるからです。 ブスコパンの投与によって、胃や十二指腸の動きを弱めます。 ブスコパンの用法・用量 ・ブスコパン錠10mg ブスコパン錠10mgは通常、成人に1回1~2錠を1日3~5回に分けて使用します。 年齢や症状によって、量が増減することがあります。 ブスコパン錠は、食後や食間、食前や空腹時に使用することもできます。 ブスコパン錠は一包化することができます。 ブスコパン錠を粉砕することはできますが、強い苦みがあり温度や湿度が高い条件では吸湿するので注意が必要です。 また、ブスコパンは腹痛時などの頓服薬として用いられることがあります。 その際、1回分の薬の服用間隔を4時間以上おきます。 ・ブスコパン注20mg ブスコパン注20mgは通常、成人に1回10mg~20mgを静脈内か皮下、筋肉内に注射します。 年齢と症状によって、量が増減することがあります。 ブスコパンの副作用 ブスコパン(一般名:ブチルスコポラミン)の主な副作用は、 口の渇き、便秘、目の調節障害(目がかすんだり、チカチカしたり、まぶしく感じたりすること)、 心悸亢進(動悸)、鼓腸(腸にガスがたまり、腹部がふくれる症状)などがあります。 目の調節障害を起こすことがあるため、ブスコパンの使用後は危険を伴う機械の操作(自動車の運転など)をしないよう注意します。 ほとんど心配はないものの、ブスコパンの重大な副作用にはショックやアナフィラキシー症状があります。 吐き気や気持ち悪さ、寒気、顔が青白くなる、呼吸困難など現われたときには使用を中止し、処置を受けます。 非常に稀ですが、その他報告されているブスコパンの副作用には、一部の緑内障、頭痛、かゆみなどがあります。 ブスコパンの投与禁忌と併用注意(飲み合わせ) ・ブスコパンの投与禁忌 まず、出血性大腸炎の人には禁忌です。 つまり腸管出血性大腸菌(O157など)や赤痢菌などの 重篤な細菌性下痢の人です。 なぜなら、ブスコパンの投与によって症状の悪化や治療期間の延長をきたす恐れがあるからです。 また、 緑内障の人にも禁忌です。 ブスコパンは、自律神経における副交感神経(体を休めているときに活発になっている神経)の働きを阻害する「抗コリン薬」です。 抗コリン作用には、「消化や排尿・排泄を阻害する」「心臓を働くようにする」「眼圧を高める」などの作用があります。 ブスコパンによってさらに眼圧を高めてしまうため、緑内障の人には禁忌です。 さらに、 前立腺肥大による排尿障害の人にも禁忌です。 抗コリン作用により、排尿が阻害されてしまうためです。 重篤な心疾患(心臓の病気)の人にも禁忌です。 抗コリン作用により、心拍数を増やして症状を悪化させてしまう恐れがあるためです。 麻痺性イレウスの人にも禁忌です。 麻痺性イレウスとは、腸管の動きが鈍くなることで排便が困難になる症状のことをいいます。 ブスコパンは抗コリン作用により、腸管の蠕動(ぜんどう:消化管の収縮)運動を抑制し、症状が悪化してしまう恐れがあるため麻痺性イレウスの人に禁忌です。 これらに加えて、ブスコパンに過敏症のある人は禁忌です。 ブスコパンには原則禁忌という、投与しないことが原則ですが「特に必要とする場合には慎重に投与する人」がいます。 それは 細菌性の下痢の人です。 抗コリン作用によって腸管の運動を抑制することで排泄を遅らせ、腸管内での菌の増殖が活発になる可能性があるため、細菌性下痢の人には原則禁忌です。 ・ブスコパンの慎重投与 ブスコパンには、慎重投与(慎重に薬を使う)の人がいます。 まず、排尿障害のない前立腺肥大のある人には慎重に投与します。 排尿障害のある人は禁忌ですが、前立腺肥大症の中でも排尿障害のない人には処方されることがあります。 うっ血性心不全や不整脈の人にも慎重投与です。 うっ血性心不全とは、心臓が全身に血液を送り出すポンプ機能が損なわれた病気です。 うっ血性心不全や不整脈の人にブスコパンを使用すると心拍数を増加させ、症状を悪化させることもあるので慎重に使用します。 潰瘍性大腸炎の人にも慎重投与です。 潰瘍性大腸炎とは、大腸の粘膜にびらん(粘膜の傷)や潰瘍ができる病気です。 潰瘍性大腸炎の人にブスコパンを使用すると、身体から便やガスを出せずに蓄積され、中毒性巨大結腸(大腸が破裂する病気の一つ)を起こす恐れがあります。 甲状腺機能亢進症の人にも慎重投与です。 甲状腺機能亢進症(甲状腺の活動が異常に活発になる病気)の人にブスコパンを使用すると、心拍数を増加させて症状を悪化させることがあります。 最後に、高温の環境にある人にも慎重投与です。 ブスコパンの抗コリン作用によって、汗を出す汗腺を抑制する可能性があるので、体温調節が上手くいかなくなる恐れがあります。 ブスコパンと併用できる薬 ブスコパンは、多用されます。 このとき、以下の薬と併用ができます。 ブスコパンの高齢者への投与 高齢者では代謝機能が落ちてしまいますが、ブスコパンを使用することができます。 ただし、 一般に高齢者では前立腺肥大を伴っていることが多いので慎重に使用します。 ブスコパンの小児(子供)への使用 成人(大人)に限らず、子供に対してブスコパンを使用することはよくあります。 ・ブスコパン錠10mg 小児では、 3歳では1日10mg、7. 5歳(7歳6ヵ月)では1日20mgを、12歳では30mgを1日3~5回に分けて使用します。 年齢、症状により量が増減することがあります。 ・ブスコパン注20mg 小児では、3歳では1日10mg、7. 5歳(7歳6ヵ月)では1日5mgを、12歳では1日10mgを1日1~2回静脈内か皮下、筋肉内に注射します。 年齢、症状により量が増減することがあります。 ブスコパンの妊婦・授乳婦への使用 妊娠中の人に対して、ブスコパンを使用することができます。 妊娠に関する調査では、ブスコパンを使用しても奇形発生率の上昇は認められていないため、安全に使用できると考えられています。 ただし、 妊娠後期(妊娠8か月から10カ月のこと)においては注意が必要です。 なぜなら、ブスコパンと他の抗ヒスタミン薬(抗コリン作用があり眠気が出る)を併用した例では、新生児に傾眠傾向が見られた報告があるためです。 また、ブスコパンは授乳中でも使用することができます。 データは少ないものの、お母さんが服用したブスコパンが母乳に分泌される量は少なく、安全だと考えられているためです。 ただし、ブスコパンの長期間の使用は、母乳産生を減少させる可能性があるため注意を要します。 ブスコパンの効果発現時間 ブスコパン錠10mgは、20~30分ほどで効きはじめ、血中濃度(血液中の薬物濃度)が最高値に達するまで約2時間といわれています。 また、半減期(薬の濃度が半分になる時間)はデータがありませんが、4時間ほど投与間隔をあければ使用が可能ですので、1日3~5回で使用することができます。 ブスコパンの後発医薬品 ブスコパンには後発医薬品(ジェネリック医薬品)も発売されています。 ブスコパン自体も非常に安価な薬ですが、さらの安く薬を手にすることができます。 ジェネリック医薬品には一般名が採用され、ブチルスコポラミン臭化物錠10mg「メーカー名」、ブチルスコポラミン臭化物注20mg「メーカー名」などの商品名になります。 また、ブスコパンのジェネリック医薬品では、後発医薬品独自のブランド名のケースもあります。 ブスコパンと市販薬 市販薬(OTC)でも、ブスコパンと同じ有効成分の薬を手にすることができます。 ブスコパンA錠やブスコパンMカプセルといった市販薬は、ブスコパンと同じブチルスコポラミンを10mg含んでいます。 その他にも、ブスコパンと同じ有効成分を含む市販薬は存在しています。 そのため、市販薬とブスコパンを併用したいときは、そのつど薬剤師に相談すると安全です。 ブスコパンの類似薬 ブスコパンと似た作用をする薬にはチアトン(一般名:チキジウム)、コリオパン(一般名ブトロピウム)、セスデン(一般名:チメピジウム)などがあります。 これらがブスコパンの代わりに用いられることもあります。 またトランコロン(一般名:メペンゾラート)もブスコパン同様に抗コリン作用を示す薬です。 ブスコパンとトランコロンの違いは、 トランコロンが大腸に選択的に作用することです。 医師が大腸に異常があると判断したときに、トランコロンは用いられます。 したがって、トランコロンとブスコパンを併用することは基本的にはありません。 さらに、 ブスコパンはガスモチン(一般名:モサプリド)と併用されることがあります。 ガスモチンは消化管の運動を促進させる薬です。 ブスコパンは消化器の運動をとめ、ガスモチンは消化器の運動を促すため疑問に感じるかもしれません。 実際、ブスコパンはガスモチンの作用機序であるアセチルコリンを出やすくする効果を打ち消すため、消化器の運動促進作用を減弱させます。 しかし、ガスモチンの吐き気を抑える作用は期待できるので、併用は可能だと考えられています。 併用した事例でも、過度にブスコパンは消化器の運動を抑制しなかったとの報告もあります。 ブスコパンの使用の具体例 他にも、ブスコパンは卵管造影検査の前に用いられることがあります。 卵管造影検査とは、不妊治療において行われる卵管障害の有無を調べる検査です。 卵管が詰まっていると卵が精子と巡り会うことができません。 カテーテル(細い管)を子宮口に注入し、造影剤を注入します。 X線で撮影することで子宮の形が分かります。 この検査の前にブスコパンを使用することで子宮の動きを抑え、痛みを和らげる作用が期待できます。 また、ブスコパンは クローン病に伴う腹痛にも用いられることがあります。 クローン病とは、小腸や大腸を中心とする消化管に炎症を起こし、びらんや潰瘍を生じる疾患です。 腹痛や下痢、体重減少、発熱などが現れることがあります。 過敏性腸症候群にも、ブスコパンは用いられることがあります。 過敏性腸症候群とは、機能性胃腸障害(試験や電車に乗るときなど心理的緊張によって下痢・腹痛などを起こすこと)の1つです。 過敏性腸症候群は、発現する症状によって色んな種類があります。 そのため、ブスコパンを使用するケースと使用しないケースがあります。 例えば、過敏性腸症候群で腹痛や下痢が見られる場合にはブスコパンを用いることがあります。 しかし、過敏性腸症候群ガス型と呼ばれる腸内にガスが頻繁に溜まる場合があります。 ブスコパンには、鼓腸というガスが溜まりやすくなる副作用が起こることもあるため、ガス型にはブスコパンはあまり用いられません。 ブスコパンの取り扱い ブスコパンは、直射日光の当たらない湿気の少ない涼しいところに保管します。 このように、安全性が高く幅広い腸のけいれん症状に用いることができるのがブスコパン(一般名:ブチルスコポラミン)です。

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