インド バッタ。 サバクトビバッタ

【人類の勝利】インドがバッタの大群をドローンで殲滅「60%退治した」

インド バッタ

国連食糧農業機関(FAO)によると、大量発生しているのはバッタの中でも移動や繁殖が早く、特に大きな被害をもたらす「サバクトビバッタ」という種類。 成虫は1日に最長150kmの距離を飛び、その間に2g前後の体重と同じ量の野菜などを食べるという。 その群れは1km~数km四方の規模になり、1km四方の成虫の数は8000万匹にも達する。 群れを追い払うには、火をたいたり爆竹や太鼓などで大きな音を立てたりすれば効果があるといい、ニューデリー当局はバッタ襲来への準備態勢を呼び掛けている。 さらに、被害はインドだけにとどまらず、パキスタンやスリランカまで及んでいる。 そして、このバッタ禍は新型コロナウイルス同様「第2波」の懸念も。 今年の夏に発生するとみられる第2波は、第1波の20倍もの被害を生むと想定され、1兆9000億匹の規模になると国連は推定している。 「昔から十年~十数年周期とかで大きい規模の(発生)はあるが、これから季節的に農作物の収穫を迎える中で、労働する人たちがコロナウイルスと戦いながら、しかもバッタにも対処しないといけないというところでうまく防除に向かえるかどうか。 そういうリスクは高いと思う」(岡山大学大学院・宮竹貴久教授 昆虫生態学者) では、このバッタの大量発生を食い止める方法はあるのか。 「成虫になってからだと散布しても逃げていくので、モニタリングして幼虫の群れが出てきた時に農薬を散布するというのが一番効率的な方法。 今回の規模は大きいが、周期的に発生を繰り返してきているので、特にこのバッタの被害だけを考えるとそれほど深刻に考える必要はない。 ただ、今回コロナ禍でのバッタの発生というのは経験したことがないもの。 平常時はバッタの防除に国が予算をあげて躍起になるが、(コロナで)対策ができなかった時にバッタがどれだけ広がるか。 そこは注意した方がいいと思う」(同).

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作物食い尽くすバッタの大群、ドローンで追跡・殺虫剤散布 インド 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News

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ニューデリー(CNN) 新型コロナウイルス感染拡大との闘いが続くインドで、バッタが約30年ぶりの規模で大量発生し、農務当局が対応に追われている。 国連食糧農業機関(FAO)によると、大量発生しているのはバッタの中でも移動や繁殖が早く、特に大きな被害をもたらすサバクトビバッタという種類。 成虫は1日に最長150キロの距離を飛び、その間に2グラム前後の体重と同じ量の野菜などを食べる。 群れは1キロ~数キロ四方の規模で、1キロ四方の成虫の数は8000万匹にも達する。 5月20日にインドとバングラデシュを襲った超大型サイクロンの後、西風に乗って繁殖地のパキスタンからインド北西部ラジャスタン州に入ったとされる。 さらに首都ニューデリーに接するウッタルプラデシュ州など5州に広がっている。 東部ジャルカンド州でも31日、全域の農家に注意喚起の通知が出た。 群れを追い払うには火をたいたり、爆竹や太鼓などで大きな音を立てたりすれば効果があるとの内容だ。 ニューデリー当局もバッタ襲来への準備態勢を呼び掛けている。 ラジャスタン州では長さ7キロ、幅1.5キロほどの区域がバッタに覆われ、トラクター100台と消防車20台を使って水と農薬をまく作戦を連日展開。 中央政府から提供された無人機を使った農薬散布も行われ、7割前後のバッタを駆逐したという。 同州ではちょうど春の収穫が終わり、雨季に入る前の端境期だったため、農作物への被害は小さかった。 だがFAOによると、いったん東へ移動した群れが季節風の変化で再び同州へ戻るなど、7月にかけて何度か波が来ることが予想される。

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サバクトビバッタが日本に来る?海を渡る可能性と侵入経路・飛来について

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【ラホールAFP=時事】バッタの大群による被害で食料供給危機に直面するパキスタンで、対策の一環としてバッタを養鶏の飼料とする試みが行われている。 (写真はパキスタン・パンジャブ州ピプリパハール村に大量発生したバッタの死骸) パキスタンのイムラン・カーン首相は、穀倉地帯パンジャブ州での実証実験の拡大を承認している。 過去25年で最悪とされる蝗害(こうがい)に見舞われた同国では、農業の中心地で農作物が壊滅的な被害を受けており、農家らは収入の確保に奔走している。 バッタを飼料として利用するプロジェクトは、食糧安全保障・研究省のムハンマド・クルシード氏と生物工学学者のジョハール・アリ氏が始めたもので、紛争で荒廃したイエメンで飢餓対策にたんぱく質豊富なバッタを食べるよう推奨した取り組みを参考にしている。 実験では村人たちが集めたバッタを当局が買い取り、乾燥して粉末状にし、飼料に混ぜる。 場所は、バッタが飼料用に適さなくなってしまう殺虫剤を農家が使用していなかったことから、パンジャブ州オカラ地域が選ばれた。 クルシード氏はAFPに対し、「まず自分たちでバッタの捕獲方法を学び、地元住民に教えた。 網は使い物にならない」と説明した。 バッタは夜になると木や植物に群れをなして止まっており、日が昇るまでの涼しいうちは動かないため捕まえやすい。 バッタ1キロ当たり20パキスタン・ルピー(約13円)が支払われたため、地元住民らは夜通しバッタを採集した。 20トン集まった時点で当局の予算が尽き、プロジェクトは一時中止されることになった。 食糧安全保障・研究省はこのほど、2月に行われたこの実証実験の結果を公表した。 また、他の地域にもこの実験を広げる準備を進めているという。 集められたバッタは、同国飼料生産最大手ハイテク・フィーズに送られる。 同社は養鶏飼料に使われている大豆の10%をバッタで代用している。 このプロジェクトがバッタの大群による農作物被害を解決するわけではないが、大打撃を受けた農家に新たな収入源を提供すると同時に、バッタ駆除のための殺虫剤散布に頭を悩ませていた当局に対する圧力も軽減することができる。 バッタの大群は今年、アフリカ東部やアラビア半島一帯、インドの一部にかけて発生し、農作物に被害をもたらしている。 専門家らは、今月から始まるモンスーンでの降雨によってバッタの数が爆発的に増える恐れがあると懸念している。 【翻訳編集AFPBBNews】 〔AFP=時事〕.

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