ベクレル シー ベルト 換算。 ベクレルをシーベルトに換算する方法

ベクレルをシーベルトに換算する方法

ベクレル シー ベルト 換算

福島原子力発電所・事故の単位変換 公表される、単位系の整合性の記述がないので、整合性を図るため本内容を記載しました。 <単位系の関連が、Webを調査しても出てこないのは、原子力学会が気にしていない 未確立) ためなのでしょうね 確立されているのは、放射能の医学会からの情報ばかりのように思われます。 別紙2は、のセシウム134と137の合計値である。 {それぞれ別紙3 134Cs と別紙4 137Cs の合計値} 表1ー2の1行目で計算してみると、 別紙3は、セシウム134の(m 2)当たりのベクレル値で、マイクロシイベルトに換算すると79. これについて指摘や対応がされていないのは、大問題ですね。 Svにのみ関心をとらえていると大変なことになるのですね。 3 1. 06 年 5. 4 5. 8倍 Cs-137 30. 2 年 2. 1 2. 38 30. 87 110. 25 19 3,000,000 3,000,000 3,000,000 16. 20 6. 30 22. 50 9. 5 1,000,000 1,000,000 1,000,000 5. 40 2. 10 7. 50 3. 8 600,000 600,000 600,000 3. 24 1. 26 4. 50 1. 9 300,000 300,000 300,000 1. 62 0. 63 2. 両者は、換算係数20で換算されています。 実推定量は、 1. 66倍すること。 6=1. 定義・性質の異なる単位を正確には換算できないと思われるが、以下のように換算が行われている。 例えばホウレンソウ1kgにセシウム137が1000ベクレル(Bq)あるとする。 これに放射性核種に対する実効線量係数(表3参照)を用いてベクレルをシーベルトに換算する。 04日 2. 0220 7. 0074 セシウム Cs-137 30. 0年 1. 0130 3. 0390 放射線線量 被曝の度数は、被曝した放射線線量によって測ることができる。 放射線線量の単位系は、吸収線量と線量当量に大別することができる。 線量当量は、放射線が与えたエネルギーによって対象となった生体が受けた生物学的影響を表す尺度であり、シーベルト(Sv)という単位によって表される。 1) 吸収線量 放射線が物体に照射されるそのエネルギーの一部は物体に吸収される。 その吸収されたエネルギーの量を単位質量(kg あたりで 算出したものが吸収線量である。 <ヨウ素、セシウムは、1Sv=1グレイ Gy > 2) 線量当量 放射線が生体に与える生物学的影響を考えるとき、それぞれの放射線の特性により同一の吸収線量でも影響が異なる。 このことから、生物学的影響を共通の尺度で評価するために考案されたのが線量当量であり、吸収線量に修正係数を掛けることで求められる。 4) 実効線量 実効線量は、体全体への生物学的影響を測るために、各組織・臓器の等価線量に組織荷重係数を乗じたものの合計である。 組織荷重係数とは、各組織・臓器における放射線の影響度(放射線感受性)の指標となる係数であり、各組織・臓器がどれだけ放射線の影響を受けやすいかという度合いである。 組織荷重係数 組織荷重係数 組織・臓器 ICRP103 I6 2008年 小計 生殖腺 0. 08 0. 08 赤色骨髄、腸、肺、胃 0. 12 0. 48 乳房 0. 12 0. 12 肝臓、食道、甲状腺、膀胱 0. 04 0. 16 皮膚、骨表面、唾液腺、脳 0. 01 0. 04 残りの組織 0. 12 0. 12 合計 1 ここで、仮に被曝が皮膚のみの等価線量100mSvである場合、実効線量は皮膚の組織荷重係数0. 01をかけて1mSvとなる。 (被曝しきい値などの記述で実効線量と等価線量が併記されている場合は,どちらの線量を示しているのか確認する必要がある) 実効線量を直接測定することはできないため、外部被曝の場合は 個人線量当量を用いて算出する。 実効線量係数とは、各放射性元素でもその化学形態で被曝量はことなり、 換算係数には大きく幅がある。 (放射線を扱う人々が胸につけているものです) ガラスバッジを小中学生につける必要があるようです。 =>福島県が実施予定 (国がやるべき対策です。 「ただちに影響がないです」 と言っているようではダメです).

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BqとSvの関係・単位変換

ベクレル シー ベルト 換算

ベクレルは、により で組み立てられる組立単位である。 ベクレルは数値の桁が大きくなるため、• kBq(キロベクレル, 10 3Bq)• MBq(メガベクレル, 10 6Bq)• GBq ギガベクレル, 10 9Bq)• TBq(テラベクレル, 10 12Bq) などのを使用することが多い。 mBq(ミリベクレル、10 -3Bq)などの小さいほうのものもよく用いられる。 旧単位:キュリー(Ci) かつては、1gのの放射能を表す(記号Ci)という単位が用いられていた。 1Ci=3. 1Bq=2. この図はアルファ線、ベータ線、ガンマ線を遮蔽するには何が必要かをあらわしている。 アルファ線は紙一枚で停止させられるが、ガンマ線は大量の水でも全て止めることができない。 一番下が中性子線であり、とくに水素の原子核である陽子のような軽い原子核と衝突することによって停止する。 その過程で原子核を弾き飛ばしたり これが電離作用をもつ 、ガンマ線を放出したりする。 中性子自体も10分の半減期で陽子へとする。 人体の大半は水や有機化合物といった水素原子や軽元素を大量に含むため、中性子線の影響を受けやすいといえるのである。 一般に電離作用をもたらす放射線 は人間にとって有害である。 人体への放射線の影響を考えるときのもっとも重要な量は、放射線と人体との相互作用 によって人体が吸収したエネルギーの量、(単位:[Gy]) である。 また、の発生を制限することを目的とした放射線防護の領域においては、放射線の種類やエネルギー量の違いによる放射線の生物影響の違いを平準化し、さらに臓器の違いについて平準化し和をとった(単位:[Sv])が用いられる。 ベクレルなどの放射能の単位は、放射性物質から放射線がどのぐらいでてくるのかという事を表す物理量であり、出てきた後の放射線が物質や人体とどのように相互作用するのかはベクレルだけからは一切わからない。 同ベクレルのが存在しても、その人体への影響はの形状・遮蔽の評価、吸収線量や放射線の種類やそのエネルギーなどの条件によって異なる。 つまりは放射性物質が異なれば例えが同量であっても、放出するの種類やエネルギーは異なるということである。 どのような状態で放射性物質が存在するのか、測定位置までの距離はどのぐらいあるか、測定者と線源との間にある物質の遮蔽によりどのぐらい放射線が遮られるかなどによっても影響が変わってくる。 そのため、その他の情報を一切伏せてただ放射能が合計何ベクレルある、ということだけでは判断することができない。 またシーベルトからベクレルに換算することもそういった条件がわからない限り難しい。 もちろんベクレルからシーベルトへの換算が絶対に不可能というのではなく 、さまざまな条件がわからない限り単純計算では難しいというわけである。 ベクレル(放射能)の測定 [ ] 実験的に放射能を測定する場合、対象の物質や性質がわかっているならば、放射能が時間変化で急激変化しない場合はカウント数と放射能の強さをあらかじめ測定しておいて、相対的な差で放射能を測定するなどの手法が用いられる。 ただし、が経過すれば、原子数は半分になる。 放射能は原子数に比例するため半減期が経過すれば放射能も半減してしまう。 そのため、 半減期が極めて短い原子核・素粒子であれば、相当高感度・高性能の測定器が必要となる。 逆に半減期が極めて長い場合や放射能が極めて低い場合もめったに放出しない放射線を確実に検出せねばならないため、これも高い技術力が要求される 原子の個数、放射能の時間に伴う計算法 [ ] 詳細は「」を参照 1グラムのラジウムの放射能の算定 [ ] ここでは具体例として、1グラムのに何個のラジウム226原子核が含まれていて、それが何ベクレルの放射能を持っているのか大まかに実際に計算する。 原子の個数 N 1g の算定 純粋な(ほかの物質が混じっていないラジウム226のみからなる)物質 1g を構成する原子の個数 N 1g を求める。 放射能 A 1g の算定 ラジウム226が N 1g 個あるときの放射能を A 1g [Bq]とする。 すなわち、半減期からその物質の崩壊定数を求めることができる。 現代におけるラジウム 1g の放射能の正確な値は 3. この場合のラジウム226は時間と共に崩壊によって減少していくので、計算するにあたっては経過時間を考慮する必要がある。 これはであり、既存の文字コードに対する後方互換性のために収録されているものであるので、使用は推奨されない。 脚注 [ ] [] 注釈 [ ]• 25 Bq• 0167 ベクレル となる。 単位としてのベクレルをフルスペルで英字表記する場合は常に小文字で「becquerel」と書かねばならず、単位記号では「Bq」と頭文字だけを大文字にするとのルールで規定されている。 ただし、その当初のキュリー Ci の定義においても 1g のラジウムの放射能 [Bq] は変更する可能性のある旨が記載されていたと言われる。 実際、現在におけるラジウム 1g の放射能の正確な値は3. Raymond L. Murray『原子核工学』杉本 朝雄 訳 、丸善、1955年。 ガンマ線自体であるからどちらにせよゼロにはできない• 特に人体の影響を計算する時も人体の大半が水であると計算することからもわかるように、ガンマ線は人体も貫通する。 放射性物質はその定義からをもつためをする。 放射性崩壊をした原子核は(ガンマ線、ベータ線、アルファ線など)を放出する。 このような表現であるのは、放射線が物体に対してエネルギーを与える現象は一つではないからである。 右図参照。 冒頭でキュリーとベクレルを換算しているが、これがなぜできるのかといえば、放射性物質が何回崩壊したかという同じ量だから簡単に換算できるわけである。 例えば長さ同士であればセンチとインチなどの単位が違っても換算できるが、長さと重さなどのそもそも単位そのものが違うならば換算が不可能だということである。 放射能単位であるベクレルから人体影響を評価するシーベルトへの換算は長さと重さほど全く違う量ではないものの、様々な条件が重要となってくるためそれがわからないなら簡単に換算は不可能である。 例えば同一のロープの長さと重さということであれば相互に換算ができるだろうが、種類の違うものの長さと重さとなるとその違いがわからないと換算ができないことからもわかるだろう。 たとえば、内部被曝の算定などではベクレルから線量を換算することもある。 例えば1万ベクレルの 出入りのない 放射性物質があり、半減期が経過すれば5000ベクレルに減衰するというわけである。 1ベクレルの場合半減期が経過すれば0. 5ベクレルと減衰していく。 のためゼロにはならないが、原子数は有限であり原子数が少なくなればで表現されるうえ、最終的にはゼロまたは化学分析や放射線測定が困難なレベルにまで減衰する。 太陽系創世時の半減期の短い とはいえ短いというのは、地球の年齢46億年に対してだが 、核種の放射能はこのような運命を辿ったとされている。 例えば、は大学教員時代、超微量の放射能測定器を開発していたが、による遮蔽材として使われるの汚染が問題となっていた。 これら測定技術はやの実験的研究、の観測等でとくに重要となる。 も参照せよ。 出典 [ ]• 1992年(平成4年)11月30日通商産業省令第80号「計量単位規則」• 1992年(平成4年)11月18日政令第357号「計量単位令」。 の1つである。 『理科年表』国立天文台、2012年、平成25年版。 476• Raymond L. Murray『原子核工学』杉本 朝雄 訳 、丸善、1955年。 2016年2月21日閲覧。 Mountain View, CA: The Unicode Consortium 2015年. 2016年2月21日閲覧。 参考文献 [ ]• 草間 朋子、甲斐 倫明、『放射線健康科学』杏林書院、1995年。 マルコム-ローズ『化学・生化学のための放射化学入門』瀧 幸、松浦 辰男、泉水 義大(訳)、学会出版センター、1981年。 『新版 ラジオアイソトープ 講義と実習』日本アイソトープ協会(編)、丸善、1966年。 , TRACER, 2012 , 関連項目 [ ]• の単位• - Ci• - Rd• - M. ・放射線量の単位• - Sv• - rad• - Gy• - rem• - R• - キロ・メガやミリ・マイクロなどの単位の前につけて倍数を表す記号。 3ケタずつ変化する。 日本語では4ケタずつ位取りが変化するので換算時に注意。 放射能に関する単位と量 [] 量 単位 記号 定義 導入年 単位 A Ci 3. 001293 g(空気) 1928年 2.

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シーベルトとかベクレルってなに?(放射線と原子力発電所事故についてのできるだけ短くてわかりやすくて正確な解説)

ベクレル シー ベルト 換算

たとえて言えば、「今までに受けたパンチの総数」みたいな感じだ。 【注意】ただし、これはあくまで説明をわかりやすくするための「たとえ」なので、信じすぎてはいけない。 とくに放射線の体への害を考えるときには、パンチのたとえではわからないことばかりになる (右の写真に深い意味はない。 なんとなく wikipedia より転載、Jonny Smeds による)。 (【理系の人向きの注意】実は、シーベルトは体が単位質量あたり吸収したエネルギーに(だいたい)等しい。 そういう意味ではパンチのたとえはかなり不適切。 地面にどれくらい放射性物質がくっついているか、食品にどれくらい放射性物質が混ざっているかなどを話すときにだいじになってくる単位だ。 この解説を 2011 年 6 月に公開したときには「シーベルトが大事で、ベクレルもできればついでに知っておこう」という感じのことは書いたのだけれど、その後、食品による内部被ばくの問題にも大きな関心が集まってきたし、やっぱりベクレルも重要だぞと思うようになった。 なお、ここで説明する放射線の色々な単位についてもっと詳しく知りたい方は、付属の(ちょっと理系向けの)解説「」をどうぞ。 ベクレルは「放射性物質の量」を測るための単位。 ただし、重さや体積でなく「どれくらいの放射線が出てくるか」を用いて測る (なので、「放射能」を測っているという言い方をする人もいる)。 種類のちがう放射性物質でも、ベクレルで測った量が同じなら、そこから出てくる放射線はだいたい同じくらいだと考えていい。 これが、ベクレルを使う利点の一つだ。 ベクレルで測った量が等しくても、重さはぜんぜん違うということも多い。 たとえば、4000 ベクレルのカリウム 40 の重さ(質量)はだいたい 0. 015 グラムだが、4000 ベクレルのセシウム 137 の重さは 1. 0000000012 グラムしかない! (詳しい計算は理系向け解説「」にあります。 )それでも、これらの量のカリウム 40 とセシウム 137 から出てくる放射線はだいたい同じとみなしていいのだ。 (おまけ:このカリウムとセシウムの比較は食品による内部被ばくを考えるときにすごく重要になってくる。 詳しいことは、解説「」をどうぞ。 ) 続いて、(やっぱりもっとも大事な)シーベルト。 「体全体へのダメージの合計」の目安をはかる単位だ。 この単位は、外部被ばくのときにも、内部被ばくのときにも用いる。 実はものすごく色々な量が同じ「シーベルト」の単位で表わされていて(深く理解しようとすると)けっこうややこしいのだが、ともかく「ダメージはシーベルトで測る」と思っていればいい(詳しく知りたい人への注意:シーベルトで測っている「体全体へのダメージ」は 実効線量と呼ばれる。 実効線量については、まさに「」という題のちょと難しめの詳しい解説がある)。 実は、1 シーベルト(1 Sv)というのは、体のダメージとしてはかなり大きい。 一気に1 シーベルト(1 Sv)の被ばくをすると、死にはしないけど、病気みたいになって吐いたりする。 そこで、もっと弱いダメージも表わせるように、千分の 1 シーベルト(0. 001 Sv)のことを、1 ミリシーベルト(1 mSv)と呼ぶ。 長さの単位で、千分の 1 メートル(0. 001 m)のことを 1 ミリメートル(1 mm)と呼ぶのと同じ(普通は「ミリメートル」を略して「ミリ」というけど)。 体へのダメージの合計を考えるときは、ミリシーベルトを単位にするのが普通だ。 ミリシーベルトに親しんでおくのがいい。 もっと小さいダメージを表わす単位もある。 百万分の 1 シーベルト(0. 000001 Sv)、つまり、千分の 1 ミリシーベルト(0. 長くなるけれど、ここからも重要。 これは、 ある場所のある時刻での、放射線の強さを表わしている。 これは、外部被ばくだけに関係する。 再びパンチのたとえを使う。 たとえば、(考えたくないことだが)ぼくが 30 秒に一発の割合でパンチを受け続けているとしよう。 つまり、1 分間に 2 発。 もしこのままの割合で 1 時間パンチを浴び続ければ、120 発のパンチを受けることになる。 これを「1 時間あたり 120 発」のパンチ、あるいは「毎時 120 発」のパンチと言うことにする。 注意したいのは、「毎時 120 発」といっても、別にちょうど 1 時間パンチを受け続ける必要はないということ。 「毎時 120 発」のを 20 分受ければ、40 発のパンチ。 2時間半受ければ 300 発のパンチ (いやな「たとえ」だなあ)といった具合。 放射線のときの考えも同じ。 ある場所のある時刻での放射線の強さが「毎時 1 シーベルト」だというのは、(放射線の強さが変わらないとして)「その場所に 1 時間いれば 1 シーベルトの放射線を被ばくする」という意味(これは、外部被ばく)。 最後のは、「1 シーベルト・パー・アワー」と読む。 h は hour の頭文字で「時間」のこと)。 あと、理系の人だと「1 Sv h -1」とかも書く(h -1というのが「h で割る」という意味)。 いろいろな言い方があってややこしい。 1 シーベルト(1 Sv)がかなり大きなダメージなのだから、「毎時 1 シーベルト」というのは相当につよい放射線だ。 1 時間あびれば 1 シーベルト(1 Sv)のダメージだから病気のようになり、数時間あびれば数シーベルトのダメージで多くの人が死ぬ。 で書くけれど、これは(直ちに健康に害はないけれど)けっこう高い。 001 マイクロシーベルト 0. グレイ Gy というのも、ものが浴びた放射線の量を表わす単位だが、(ベータ線とガンマ線については) シーベルト(Sv)と同じものなので、外部被ばくの議論をする際にはシーベルト Sv とまったく同じものだと考えていい(中性子線やアルファ線では、グレイとシーベルトは異なる)。 たとえば、• 001 マイクロシーベルト 0. これは「科学的に不正確」というだけじゃなくて、本当に混乱する。 つい「パンチのたとえ」に戻ってしまうけど、「1 時間に 10 発の割合のパンチ」と「10 発のパンチ」では全然ちがう。 胸部レントゲンの放射線量である 100 マイクロシーベルトの 5 分の 1 なので健康に影響ありません。 みたいなことをお役所なんかが書いていた(これは、ぼくが作った例です)。 わかってなかったのかもしれないけれど、こういうのはひどい。 毎時 20 マイクロシーベルトなんだから、5 時間以上浴びていれば 100 マイクロシーベルトは軽く越してしまう! あと、レントゲンをとるのは病気を発見するためで、これは本人のためになる。 でも、原発から飛んできた放射性物質の放射線をあびても、本人には何の得もない。 だから、事故による被ばくとレントゲン検診を比べて安心させようという考えそのものがちょっとおかしいのだ。 原子力発電所などとはまったく関係ないところでも、ぼくらは日々、放射線を浴びている。 空からは宇宙線と呼ばれる放射線が降り注いでいるし、地面に天然の放射性物質が混ざっているので地面からも放射線がでている。 これらを浴びるのが、天然の外部被ばくになる。 また、ぼくらが吸い込む空気にも微量の放射性物質が含まれているし、食べ物のなかにも天然の放射性物質がある。 これらを取り込むことで、天然の内部被ばくをすることになる。 このようにして、人が自然に被ばくする放射線の量は、世界全体で平均して 1 年間に 2. 4 ミリシーベルト(2. 4 mSv)とされている。 ただし、放射線の量は地域によって大きく違う。 平均よりもたくさん被ばくする場所もあるし、ちょっとしか被ばくしない場所もある。 日本はどちらかというと少ないほうで、日本にいる人が自然の放射線を被曝する量は、平均で 1 年間に 1. 4 ミリシーベルト(1. 4 mSv)ということだ。 アメリカのデンバーというところでは自然の放射線だけで 1 年間に 4 ミリシーベルト(4 mSv)も被ばくするというし、世界にはもっと線量の高いところもあるらしい。 さらに、原発事故とは関係なく、人工の放射線を被曝することもちょくちょくある。 レントゲンの検診では、X 線という放射線を浴びるので少し被ばくする。 たとえば、胸の X 線の検診では一回にだいたい 0. 1 から 0. 3 ミリシーベルト(0. 1 〜 0. 3 mSv)被ばくするそうだ(と言っても、この場合は全身に被ばくするわけではないので事情は少し違う)。 他には、飛行機に乗ると高いところを飛ぶので、宇宙からの放射線をよぶんに浴びることになる。 フライトの高度とかいろいろな条件にもよるけれど、東京とニューヨークの往復で約 0. 2 ミリシーベルト(0. 2 mSv)被ばくすると言われている。 ぼくらとは関係ないけれど、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在していると、宇宙からの放射線を 1 日に 1 ミリシーベルト(1 mSv)も被ばくするらしい。 一ヶ月滞在すれば 30 ミリシーベルト(30 mSv)だからこれはかなりの量だ。 放射線の被ばくはなるべく少ない方がいい。 自然からの放射線は仕方がないとして、それ以外の人工の放射線による被ばくはなるべく小さくすべきだ(放射線の体への影響は放射線の種類と強さで決まるので、人工の放射線だから特に体に悪いというわけではない。 ただ、自然の放射線を異常に大量に被ばくする可能性はほぼないが、事故等があれば、人工の放射線を大量に被ばくする危険がある)。 ICRP(International Commission on Radiological Protection、国際放射線防護委員会)の勧告では、一般人が 1 年間に被ばくする人工の放射線は、1 ミリシーベルト(1 mSv)以下にすることになっている。 放射性物質のチリを吸い込んだり、放射性物質の含まれるものを飲み食いして、体の内側から放射線を浴びるのが内部被ばくだ。 内部被ばくの場合には、放射性物質の種類によって被ばくのしかたが大きく変わってくる。 体に取り込まれてもすぐに体の外に出てしまう物質もあれば、体の一部になってずっと体内に残るような物質もある。 放射線の種類(アルファ線とかベータ線とかガンマ線とか)に応じて体への影響もさまざま。 要するに、内部被ばくの影響をしっかりと考えるのはかなり難しいことなのだ。 それでも、被ばくの害を考えやすいように、 内部被ばくによって体が受ける可能性のあるダメージも、やはりシーベルトで表わすやり方決められている。 まず、体に取り込んだ放射性物質の量は、ベクレルという単位で表わす。 最後に、体内に入ってしまったいろいろな放射性物質による内部被ばくの影響と、体の外から浴びた外部被ばくの影響をぜんぶ足し合わせてシーベルトで表わし、被ばくの総量と考えるのだ。 これが、ぼくたちが口にする水や食品の安全基準を考える際にも使われている、内部被ばくの「公式」の取り扱い方なのである。 「公式」の換算のルールは、 ICRP(International Commission on Radiological Protection、国際放射線防護委員会)が「実効線量係数」として公表している。 集大成である ICRP publ. 72(1996 年発行)という出版物には、すべての核種についての年齢別の実効線量係数がまとめられている。 残念ながら ICRP publ. 72 の内容は無償公開されていないようだ(データの性格上、web で無償公開すべきだと思うのだが)。 簡易版ならば、たとえばで見ることができる。 今回の事故でおなじみになったヨウ素とセシウムについて、ICRP publ. 72 のデータを抜粋しておこう(吸入摂取については、物質の形態が三種類想定されているが、係数がもっとも大きい物だけを抜粋する。 04 日 7. 06 年 1. 0 年 8. 04 日 1. 06 年 2. 0 年 2. 3 月の放射性物質の放出の激しかった時期、場所によっては空気 1 立方メートルあたりにヨウ素 131 が 500 Bq(Bq はベクレルのこと)ほど含まれていたらしい(その後、空気中の放射性物質は格段に少なくなった)。 人は(1 日で平均して)1 時間あたり約 1 立方メートルの空気を呼吸するので、このような場所にいれば、1 時間あたり約 500 Bq のヨウ素 131 を吸入摂取することになる。 これが 1 時間だから、 3. これは、ずっと続いてもらっては困る被ばく量だ(続かなかったわけだが)。 さらに、子供ならヨウ素を吸い込んだ影響は大きくなる。 これは心配なところだが、実際の調査の結果、福島でのヨウ素の吸入による被ばくの影響はほとんどないだろうと考えられている。 これについて詳しく知りたい方は、ミニ解説「」と、さらに詳しい解説「」をご覧いただきたい。 例題をもう一つ。 2011年3月17日以降の飲料水の暫定基準では、1 リットルの飲料水に含まれる放射性物質の上限は、ヨウ素 131 が 300 Bq、放射性セシウムが 200 Bq である。 基準をぎりぎり満たす水を 1 日に 2 リットル飲むとすると、ヨウ素 131 を 600 Bq、セシウム 134 を 200 Bq 、セシウム 137 を 200 Bq 摂取することになる(セシウム 134 と 137 は半々とした)。 では、この換算の方法はどれくらい信頼していいものなのだろう? 飲料水や食品の安全の基本にかかわることだから(ものすごく)気になるところだ。 それだけに、マスコミやネットでも実にいろいろな意見を表明している人がいる。 まず言っておきたいこと。 「公式の考えは放射性物質が体内で複雑にふるまうことを無視している。 信じるな!」というような(こわい)批判をたまに目にするけれど、これはただの誤解だと思う。 当然だけど、ICRP だって上の表をつくるのに本気を出している。 実際、一つの放射性物質についての換算の係数を出すために、その物質が体の中をどのように動き、体のどの部分にどれくらいの時間とどまるのか、そして、その際に出てくる放射線が体のそれぞれの部分にどれくらいのダメージを与えるかを、詳しいモデルをつくって徹底的に調べているのだ。 もちろん、人間の体のなかでの物質の動きについての実際のデータも、できる限り使っている。 そういう意味で、上の換算表にもとづいて内部被ばくの「危なさ」を考えるやり方は、だいたいのところは信じていいだろうとぼくは思っている。 実は、ICRP 換算表の数値がどれくらい正確かは、考えている物質によってずいぶん違うだろうと言われている。 そして、ヨウ素やセシウムの場合は、この数値はどちらかというと信頼できるというのが専門家の意見だ。 これからの食品の汚染の「主役」は放射性セシウムになりそうだから、セシウムについての数値が信頼できそうというのはちょとうれしいニュースだ(もちろん、食品が汚染されたのはすごく悲しいけど)。 ただし、いくら詳しいモデルを作ったと言っても、やっぱり、人間の体の中でおきることをきちんと調べるのはものすごく難しい。 だから、「内部被ばくの危険性の評価は、外部被ばくに比べて、より不確かだ」という意見は正しいと思う。 もちろん、ちょっと内部被ばくしただけで、みんながひどいことになってバッタバッタと倒れたりするという可能性はない。 けれど、体のなかでのふるまいがよくわかっていない放射性物質に関して、今まで思っていたよりも大きめの内部被ばくの害がでてくるっていう可能性はいちおう考えておいたほうがいいかもしれない。 内部被ばくの話は、物理学者のぼくには難しくてなかなかよくわからなかった(今でもわからないことばかりだけど)。 それで、いろいろと文献を読んでぼくなりに勉強した。 そうやって理解したことを付属の解説「」にまとめておいたので、もっと詳しいこと(特に、ICRP の表をどうやって作るのか)を知りたい方は覗いてみてください。 また、食品中の放射性セシウムの量がどれくらい「多いか」を判断するための考え方を取り上げた解説「」もあります。 申し訳ありませんが、ご質問やご意見は(Twitter ではなく) 宛てのメールでお願いします。 リンクはご自由にどうぞ。 いろいろな人に紹介していただければ幸いです。 目次の URL は、です(URL をマウスでおさえて「リンクをコピー」してください)。 このページの各項目に直接リンクするときには、上の目次の項目をマウスでおさえて「リンクをコピー」してください。

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