大切に抱いて一緒に踊っていたところ、兄の フリッツに壊されてしまいます。 悲しんだクララでしたが、ドロッセルマイヤーに修理してもらい一安心。 楽しかったクリスマスパーティーも終わり、お客たちが帰っていきます。 真夜中、クララが大広間へ行くとちょうど12時の鐘が鳴ります。 すると、クリスマスツリーがどんどん巨大化し、ネズミの大群が現れます。 クララが慌てていると、兵隊人形たちが登場してネズミと兵隊の戦いが始まります。 人形たちとねずみたちの戦争に巻き込まれたクララ。 1幕2場 お菓子の国へと向かう途中、真っ白で幻想的な雪の国を通ります。 キラキラした 雪の精たちや、 雪の女王が美しく舞います。 2幕 お菓子の国へ着くと、 スペインの踊り(チョコレート)、 アラビアの踊り(コーヒー)など各国のお菓子の踊りが披露されます。 最後に、王子と 金平糖の精が踊り、楽しい時間は過ぎ去り・・・ クララはお菓子の国と王子に別れを告げます。 その時、クララは自分の家のクリスマスツリーの下で目を覚まし、美しい夢を見たことに気づきます。 傍らのくるみ割り人形を愛しそうに抱きしめ、幕が閉じていきます。 《くるみ割り人形》第1幕1場 人形使いのドロッセルマイヤーが持ってきた動く人形(ピエロ・コロンビーヌ・ムーア人形)は、ソリスト級のダンサーによって踊られることが多いパートです。 《くるみ割り人形》ピエロ.
次のContents• クリスマスシーズンは、『くるみ割りシーズン』なのです。 バレエ愛好者にとっては 『クリスマスシーズン=くるみ割りシーズン』、ですよね! 踊りもチャイコフスキーの音楽も、どの場面を切り取っても鮮やかで印象的なこの作品。 子供も大人も世代に関係なく楽しめることもあって、冬の定番上演作として世界中のバレエ団でさまざまなバージョンで踊られています。 (『くるみ割り人形』のあらすじ(ライト版ですが)はをごらんください。 ) 『雪のワルツ』バレエ団による違いは?見比べてみることに。 中でも『雪のワルツ(The Waltz of Snowflakes)』は、"雪が降るさま"を音楽でここまで表現できるなんて!と、改めてチャイコフスキーの天才ぶりに敬服する名曲です。 バレエ『くるみ割り人形』では、『雪の踊り』(『雪片の踊り』『雪の精の踊り』などさまざまな呼び名あり)として、空から舞い落ちる雪たちの踊りが見どころのひとつとなっています。 筆者も"雪のワルツ"が大好き!ということで、今回はさまざまなバレエ団による『雪のワルツ』の踊りを見比べてみました。 Sponsored Link 英国ロイヤルバレエ:陽性な"雪の精"たちの踊り 裾がギザギザカットのロマンティックチュチュ(スカート丈が長いほうのチュチュ)、ゴージャスなヘッドアクセサリー、髪の色までプラチナゴールドで揃えていて、なかなか凝った英国ロイヤルバージョンのコスチューム。 "雪そのもの"というよりは"雪の精"をイメージしているのか、晴れやかな表情に"優しく二人を見送る雪の精"という印象を受ける雪の踊りです。 クララは現ソリストのメーガン・グレース・ヒンキス、王子はリカルド・セルベラ。 雪の精の中には金子扶生さんやヤスミン・ナグディ、エリザベス・ハロッドの姿も!豪華メンバーです。 マリインスキー・バレエ:冷たく美しい"雪そのもの"を表現? 腕のポンポン飾りが印象的なマリインスキーのコスチューム。 クラシック・チュチュの色は照明効果も相まって青白くさえあるほど白く 蛍光塗料も使ってあるような気もする。。 、冷たい空気感がでています。 踊り手の表情に笑顔はなく、まるで"雪そのもの"になりきっているかのよう。 ロイヤルの"雪の精"に明るさが感じられたのとは対照的です。 クラシックバレエのフォーマットに乗せた規則性ある振り付けは、他バレエ団と比較すると保守的にも思われますが、これぞ古式ゆかしい"THEクラシックバレエ"という感じで、安心してみていられます。 ) ちなみに、英語では『The Nutcracker』の『くるみ割り人形』ですが、フランス語では『Casse-Noisette(割る-ヘーゼルナッツ)』なんですね。 冒頭に登場するクララ役は、同団のプリンシパルであり英国ロイヤルのゲスト・プリンシパルとしても知られるヤーナ・サレンコです。 こちらの雪の踊り、、、どうしても頭の飾りに目が行ってしまいます。 英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ:初めて見た!男性登場のバージョン。 かつて吉田都さんがプリンシパルとしてご活躍されていた英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ。 (ちなみに都さんは英国ロイヤル・バレエでもプリンシパルを務められました。 ) こちらの雪の踊りは、4:05あたりから男性ダンサーが登場するバージョン! いきなりの男性ダンサーの登場にはちょっとびっくりですが、ふわりと宙を飛ぶジャンプは吹いては雪を巻き上げる風のようで、効果的!一見の価値ありです。 いかがでしたか? 同じ作品名の同じ曲を使った踊りでも、振り付けや解釈によって全然違う趣の踊りになりますよね! こうして並べてみると、違いがよくわかって興味深いです。 …そういえば、子供の頃に発表会でこの曲を踊ったことを今思い出した筆者。 だからこんなに気にかかるのね、この曲が…。
次の・キエフ・バレエ~タラス・シェフチェンコ記念ウクライナ国立バレエ~「くるみ割り人形」 この演目には「キエフ・バレエ~タラス・シェフチェンコ記念ウクライナ国立バレエ~」というサブタイトルがついていますが、キエフ・バレエやタラスなんとかが団体名なのかさっぱりわかりません。 が、あまり興味はないので深く突っ込まないようにしておきます。 他と比べようがないのでバレエ「シンデレラ」の時と比べますが、会場自体は落ち着いた少し上級のホテルみたいな感じでした。 前回みたいに、セレブがいそうな会場ゥー!フゥー!(混乱)というような場所ではなかったです。 あれが異常だったのかな……。 会場自体は物凄く広いです。 まあまあのレベルの席(1階席)のはずなのに、舞台が遠い。 見辛い。 表情はほとんど分からなかったです。 上演時間はこんな感じです。 第一幕 15:10~15:55 第二幕 16:20~17:00 以前、バレエ「シンデレラ」を見た時も思いましたが、バレエは上演時間短めのようですね。 台詞がないから時間がかからないってことなのかな? それと開始時間が遅い。 15:00からのはずが、10分遅れての上演です。 それを見越して遅めに会場入りする人も多かったです。 今回、自分で買ったオペラグラスを忘れてしまったので会場から借りました。 値段は基本的に安いです。 500円くらいだったかな。 ただ保険料代わりに3000円ほど預けるので(もちろんオペラグラスを返却したら返ってくる)、ルールを知らない人は戸惑うかもしれません。 肝心のオペラグラスの性能なんですが……これひどい…… もしかしたらここの会場で貸出ししてるものだけがひどかった可能性もありますが、すごく見づらい。 オペラグラスって自分の目線に合わせて曲げて使用するのですが、それがちゃんと出来ない。 主人公の女の子クララがクリスマス・イヴにくるみ割り人形をプレゼントされる。 真夜中になってクララがくるみ割り人形を見に行くとネズミのボスと戦っていた。 クララが人形を助けると、人形は王子の姿になり、クララを人形の国へ招待する。 第二幕。 人形の国へやってきたクララは夢の様なひとときを過ごす。 目が覚めると元の場所に戻っていた。 という内容です。 内容自体は普通です。 このシナリオですごく面白かったとか感動したとかは思いませんでした。 これ本当にすごい!クラシックバレエ曲が好きでバレエを見たことがない人は是非見るべきです! 私は元々くるみ割り人形が大好きでよく聞くのですが、あの曲のこの部分は一体どういう意味なんだ?とか、なんでこの部分ギーギーとした音が入るんだ?と感じるのが多々ありました。 それが動き付きで観ると面白いこと面白いこと! くるみ割り人形のCDだと、小序曲から入ってるのですが、これがね、実際にバレエが始まる前に流れるんですよ。 伝えてくることが「きらびやかなホールの中、笑顔で踊る男女。 また、周りの人々」ということだけなので特別な動きがないんですよ。 全く合わなかったなあ。 踊りは綺麗、衣装も綺麗、音楽も綺麗、だけど物語や役者の演技などが動かないから見てるこちらは退屈でした。 もっと本格的なものかと思ってました。 正直、くるみ割り人形が好きじゃなかったらあまり楽しめなかったような。 今度は白鳥の湖でも予習して観てみようかな!.
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